医師転職の成功事例②【実際思っていた以上の勤務内容に満足!】

求人情報以上に実際の勤務内容に満足した成功事例

転職先の病院でいい意味でギャップを感じることが出来るというケースは正直少ないです。
勤務内容が思ったよりもよかったと言っていただけると転職エージェント側としてはこれほどうれしいことはないのです。

正直に申し上げて、求人情報を見て病院のすべてを知ることはできません。
病院側へのヒアリング、転職を希望する医師との面談の中で初めて分かる事実というものもあります。

大切なことは病院に対しても医師に対してもヒアリングです。

以前転職のお手伝いをさせて頂いたある先生の話ですが、この先生は現在の収入を上げる為に転職をしたい。と応募をいただきました。

当時の先生の年収が1200万円。
出来れば1500万円以上を希望されていました。
最初の問い合わせの時点で、それ以外に希望はないですか?と聞くと、それ以外にはないという話でした。
ただ、私はおそらく他にも理由はあるはずだと考え、案件をご紹介する中で話を進めていきました。

すると給与を上げたいという事だけでなく、もっとやりがいのある仕事をしたいという事でした。
指導医として転職前の病院でも後進の医師の指導をしていたのですが、長期間じっくりと部下の医師を指導できる事はほぼなく、短期間で少し指導をして次の医師、次の医師という感じの流れでの指導しかできず、こんな中途半端なことであれば業務が増えるだけで、自分のやりたい事に時間も使えずストレスがたまって辛いばかりで、病院に対して嫌気がさしているという事だったのです。

転職をしたいという理由は、給与を上げたいというよりも、今の病院、今の環境から抜け出したいという想いがとても強かったのです。

私はその話を聞き、今よりも年収が上がる点に加えて、しっかりと診察に専念できること。
この点を追加し、より重視したうえで転職先の病院を探しました。

そこで見つかったのが、今の病院です。
病院の規模感も同じ。診察患者の数もほぼ同じ。
ただ、違う点は後期研修医が1名だけの担当になるという事です。

しかも同じ診療科目だけを専修して勉強する研修医です。

その点は少し先生との話し合いがあったのですが、今では指導医を続けることが出来てよかったとよくお話をしてくれています。
年収も希望よりさらに100万円プラスされた1600万円の病院をご紹介する事が出来、その点もとても満足してくれています。

「転職後すぐに辞めたい」と後悔しない病院選びをする為に

いわゆる、ブラック病院と呼ばれるような病院は存在します。
求人情報と実際の勤務内容が違っていたり、給与面ですらも実際と違うというケースもあります。
もちろん、このようなことでは、病院と医師のトラブルも多いので、医師が定着しません。

だから、常に医師の求人情報が出ている病院などは気をつけたほうがいいケースが多いです。医師の出入りが多いので、常に求人情報が出ています。

後悔しないためには求人情報に載っていない自分が転職先の病院に求めることをしっかりと質問する事です。
もし直接相談がしにくい内容であれば転職エージェントなどに相談してエージェントから聞くようにすることも出来ます。

今の病院で当たり前のことが転職先の病院では当たり前ではないという事は多くあります。
気になったことはなんでも質問、相談するべきでしょう。

求人情報と実際の勤務内容が違う「ブラック病院あるある」

求人情報と勤務内容が違うケースはブラック病院ではよくある事です。

思っていた科目と違う科目で勤務をさせられる。
残業がほぼないと聞いていたのに、毎日残業。
12時から休憩になるのに、11時59分まで受け付けをする。

このような事はブラック病院では割と当たり前です。
聞いていた内容と違う勤務はモチベーションも下がってしまうので、仕事だけでなく、プライベートにも影響するので、出来ればまっとうな病院をさがしてほしいと思います。
求人勤務内容とのギャップで転職後後悔した失敗事例はコチラ

良好な職場環境を得る為に、あなたの努力が必要です。努力ポイントの紹介!

職場環境を素晴らしいものにするためにもっとも大切なことは人間関係です。
開業でもしない限り、必ず気が合わない同僚はいます。
転職をしてきた医師は立場とは別にその職場の中では後輩です。

前の病院と違う文化がそこには存在します。もちろん必要以上に遠慮をすることはないですが、環境に溶け込んで行くことも重要です。
分からないことは相談する、質問するとよいです。

前の病院ではこうだったからこうすべきだと頭ごなしに主張をしてもトラブルの原因になるだけです。
前の病院ではそうかもしれないですが、新しい病院では違うという事は多くあります。
何故そうなのかを一旦考えてみて、それでもメリットを感じられない時は真摯な姿勢で質問をしてください。

正面衝突をするようなやり取りはトラブルが続くだけで人間関係の構築に邪魔です。

それぞれの病院に独自の文化があることを理解したうえで仕事をすすめていくことが出来ればより新しい環境になれることでしょう。