医師転職の失敗事例⑫【失敗する医師の傾向】

医師転職の失敗事例⑫【失敗する医師の傾向】

医師転職の失敗事例⑫【失敗する医師の傾向】

年収だけを見る医師

c91e0aef893f4e159550b8a1a7691f65_s

転職を考える医師にとって年収はとても重要な要素の一つであると思います。ただ、年収だけに固執して病院選びをすると失敗してしまうケースも多くあります。

 

年収以外の条件がとても合っている病院を見付けても年収だけが少し希望条件よりも少ないという理由だけで病院との接触もしない先生がいます。

 

年収や条件面はとても重要ですし、年収100万円違うだけでも当然収入は大きく変わるものであるとは思います。

 

ただ、最初に提示された条件が思ったものよりも少なかったとしても交渉をしていく中で年収条件の大幅アップを勝ち取れるケースもありますし、当直手当やその他の手当てやインセンティブを加算していくと希望の年収に達するケースも少なくありません。

 

だから、もし年収以外の条件が希望にあった病院を紹介された場合などは交渉をエージェントにお願いするのもいい転職先を見つける方法の一つです。交渉の際に先生の名前は匿名で行うことも出来ますので医師転職エージェントを上手に活用するのは良い方法だと言えるでしょう。

 

過去に年収だけを見て病院を決める先生を何人も見てきました。

先生方もご承知の通り一般的な年収よりも高い金額を提示する病院はそれなりの理由があるケースが大半です。

 

転職を完了させ、新しい病院に勤めだしてから、やっぱり思っていたのと違ったとさらに転職先を探し履歴書を汚してしまうことになると次の転職先を探す際に更に大変になってしまい、思っていたキャリアプランを描きづらくなってしまいます。

目先の条件面だけに捉われず大局をみてエージェントの力も借りて転職先を探すことをおすすめします。

 

人間関係をないがしろにする医師

ba55b652c7692ef380372c14081e21e5_s

医局や病院での人間関係に疲れてしまい転職を考えるという医師が多くいます。転職を考えている医師の転職理由の中でこの人間関係というのが一番多いのではないでしょうか。

教授や医局長との人間関係、他の医局員との人間関係に疲れて早く退局がしたいと考えて、医局側としっかりとやり取りをしないまま新しい病院を探して退局する先生もいます。

 

どうせ辞めるのだから医局の人間関係など気にしないという医師もいますが、それはあまりおすすめしません。

医師の世界はそれほど広いものではないので、いい噂も悪い噂もすぐに広まってしまいます。

出来るのであれば円満に退局することが一番です。円満に退局しないと今後のキャリアプランにも響いてくることもありえます。

 

また、私たちエージェントにご連絡をいただく際に医局の退局を考えているが、うまく退局することが出来れば転職をしたいという先生も多くいます。

その様な先生からは円満に退局するにはどの様にすればよいかというご相談がよくありますので、個別にご相談に乗ることも多いです。

これまで多くの先生の退局の相談を受けてきているエージェントも多くいますので、この様な悩みを持った医師は早い段階で医師の転職エージェントに退局のアドバイスから受けるのが良いのではないかと思います。

 

退局の際にもめてしまうと、今後の医局人脈が閉ざされてしまいます。

退局の際に教授ともめてしまうと、当然医局員全体の人脈はなくなると考えてもよいでしょう。学会などで顔を合わせる機会もあるでしょうから、今後の医師人生に大きく響いてしまいます。

この点に気を付けずに退局してしまう医師もいますが、正直お勧めできません。

医局との人脈がなくなるだけでなく、業界の中でもよくない評判が立ってしまうことがあるので、そうなると今後の転職先にも影響を及ぼしてしまうことがあります。

 

医局人事と関係がない病院にまで噂が広まることも少なくありませんので、ぜひ退局の意志を伝える前に私たちに相談してほしいと思います。

 

非常勤だけでやっていこうとする医師

b18f41ef22f62e0e9f661d3748fdf34d_s

非常勤だけでやっていこうと考えている医師はワークライフバランスや目に見える収入面だけを見て考える医師が多い様です。

 

家庭の事情などで時短勤務や非常勤だけでやっていこうとする医師は病院側の理解も進みつつありそれほど失敗する事例は多くはないのですが、ワークライフバランスと収入面だけを見てこの働き方を選んだ医師は失敗といえる状況になっている医師が割と多くいます。

その後やはり常勤で働きたいと考えて、大変苦労なさる医師も少なくありません。

 

確かに、非常勤だけでやっていくと時間的な部分は自由ですので、自分でワークライフバランスをとりやすくなります。また常勤医師の様な人間関係の軋轢も少なくなりますので、自分の都合に出来る限り合わせた働き方を選びやすいとは言えます。

 

収入も当直であったり、スポット勤務を探すなどして勤務条件が良い案件ばかりを組み合わせていくと常勤医師よりも多くの収入を得ることが出来る可能性は十分にあります。

 

だから、この道を選ぶ医師もいらっしゃるのですが、やはりデメリットも大きいです。

当然フリーランスなので福利厚生の部分は全くないです。確定申告や保険などの管理も自分でやらなければなりません。

 

更に、仕事がキャリアの形成につながりにくいという点もデメリットであるといえるでしょう。専門医の維持や新しい専門医を取ろうとした時に非常勤だけの働き方では難しくなるケースも中にはあります。その点もデメリットであると考えます。

 

フリーランスの働き方は勤務実績としてはメリットであると認識してくれる医療機関は少ないですし、社会的地位や保証もほぼありません。

 

住宅ローンなどを組む時に常勤医や開業医だと簡単に組めるものも非常勤のみの勤務体系の医師では組めなくなるというケースもあります。

 

また、保険などをしっかりと考えて組んでいないと働けないとなった時に何のサポートも受けることが出来なくなってしまうので、この様なケースへの対応も考えておかなければなりません。

 

非常勤だけの勤務がよくないとは一概には言えませんが、メリットデメリットを天秤にかけてメリットの方が大きいと判断する場合のみこの働き方をする事をお勧めします。

 

知り合いや先輩の伝手を頼る医師

7dc6eea671a6c6689c6a242ff3cff014_s

転職を考える医師の中には、先輩医師、親戚、恩師などの様々な伝手を使って転職する医師もいます。

伝手の場合は医師転職エージェントよりもさらに院内の細かい内情であったり実際に掲げている経営方針よりもさらに突っ込んだ医療機関の経営方針、求人票だけでは見ることが出来ない情報を面談や面接、勤務する前に知ることが出来るメリットがあるといえます。

 

だから、転職を考える際にまずは知り合いの伝手から始めて、いい病院が見つからなければ転職エージェントに頼もうと考える医師も少なくないのでしょう。

 

もちろん、この様に伝手でなければ知りえない情報を得られるというメリットはとても大きいのですが、実際に転職を考えようと思った時に、給与面、その他の条件面での交渉がしづらいという点があることは念頭に置いておいた方がいいです。

 

しがらみが多いため、面接面談の際に突っ込んだところを聞きづらく、その点を確認せずに入職をして万が一転職先の医療機関と合わなかったときに退職がしにくいというリスクはあります。

 

先輩医師や紹介してくれた人の手前、紹介でない場合よりも退職がかなりしにくくなってしまいますので、紹介の場合はその点をしっかりと注意して転職先を決めることをおすすめします。