医師転職の失敗事例①【医局からの退局】

医師転職の失敗事例①【医局からの退局】

医師転職の失敗事例①【医局からの退局】

医局を辞めた医師の医師人生の失敗事例

実際に医局を辞めたいと考えている医師多いです。
理由は医師によって様々でキャリアアップのためにという医師もいれば、現状に不満があり退局を考えている医師もいるでしょう。

その中には医局を退局することにかなり抵抗を感じている医師もいます。
しかし、私の経験上から言って、退局をするということに抵抗感を持つ必要はありません。
自分のキャリアプランの中で退局が必要であれば退局を選択すべきです。

ただ、退局のやり方に関しては重要です。
医局を辞める時に教授や医局長と喧嘩別れをしてしまうと、今後の転職であったり、医師としてのキャリアに大きく影響を及ぼしてしまいます。

実際に退局時に失敗をしてしまった医師の例があります。
その医師と私が出会ったのは、その医師の2回目の転職の時です。

当時勤めていた病院ではCVITの専門医が取れなかったため、専門医を取得できる病院への転職を考えていました。
医師自身で転職先を探しても上手くいかないという事で相談がありました。

先生のプロフィールを見る限り転職先の病院が決まらない原因がわからなかったのですが、とある病院から、医局の退局時の話を聞いた時にその地域での転職がむずかしい理由を理解しました。教授や医局長と喧嘩別れをしていたのです。

医局を辞める際に、医局長に相談をしないまま転職先を探して、内定をもらってしまっていました。
そして、医局長には、相談というよりも転職先の病院が決まった後に事後報告という形になりました。
医局長や教授としては、急な報告で退局の時期を先延ばしする様に強く話をされたそうですが、その医師は強硬にそのまま転職をしてしまいました。
その様な事情もあり、大学の医局と医師との関係性がとても悪くなってしまいました。

一度こうなってしまうと大変です。修復はまず不可能です。
この医師は今後、大学医局と関係のある病院への転職はまず間違いなくできません。

しかも、この医師はCVITの専門医が取れる病院を探しています。
だから、それなりの規模の病院という事になりますが、それなりの規模の病院は、ほとんどが大学医局となんらかの形で関係があります。

近隣地域の病院へなかなか転職できなかったのはこれが原因です。

この医師は慣れない土地へ引越しをしてでもCVITの専門医が取れる病院へ転職するか、今の病院でこのまま働きCVIT専門医の取得には拘らずに細々と心カテをやるか、心カテはやらない循環器内科医として働くかといった働き方で選択肢が狭まってしまいます。
引越しをする事になると自分はもちろんのこと、家族への負担も増えます。

ただ、自分のキャリアのことを考えるとこの医師の中ではCVITの専門医は必須でした。
悩みに悩んだ挙句、単身赴任という形で全く違う地域でCVITの専門医が取れる病院へ転職をしました。

収入はほぼ変わらない転職でしたので、単身赴任先の家賃と生活費、帰省の交通費負担、家族の家賃と生活費。二重生活にとても苦労をしたそうです。

その後、CVITの専門医を取得後地元に帰ってきたかったのですが、それも大学医局の関係で転職が難しく、違う地域での転職になり、十年以上違う土地で暮らすことになり、子供たちも成人し、家族一緒に暮らすことは出来なくなってしまいました。

失敗事例から学ぶ円満退局の重要性

この失敗事例からわかる様に、円満に退局を出来ないという事は、今後の医師のキャリアプランに大きく影響をしてしまいます。

転職先を制限されるという事は、医師自身だけではなく医師の家族にも大きく負担をかけてしまう事になりかねません。

もし、医局を辞める気持ちを持っているのであれば、早めに医局長に相談をしてください。

ただ、その前にしっかりと退局後のキャリアプランを明確にすることも忘れないでください。
医局長に相談する前に、いくつかの病院に目星をつけるなり、信頼できる転職エージェントへも相談してみましょう。

そうすれば、退局に失敗する事なく、円満退局が出来る可能性はグッとあがります。

医局の上手な辞め方はこうだ!

医局を退局する際に必ず喧嘩別れになってしまうという事は絶対にありません。
大切なことはその時の対応、辞め方です。

もちろん教授としては医局を辞めてほしくないと思っている人がほとんどです。
ただし、しっかりとした理由があり、正しい手順を踏んで相談していれば円満に退局の方向に進みます。

もっとも大切なことは医局長への早めの相談です。
早めに相談をしていれば、医局長から教授へ話を通してくれているケースがほとんどで挨拶もスムーズにいくことが多いです。

医師が、明確な理由をもって退局したいという話を耳にした教授が、絶対に退局させないと動くことはほとんどありません。

医局長からその様な話が上がってくればそれを前提に医局人事も考えます。

そして、医局長に相談をした後に転職先の病院を探す旨を伝え、そのうえで転職先を探すとよいです。

相談、報告は早ければ早いに越したことはないです。これさえクリアしていれば円満に退局はできます。

あなたの今後のキャリア形成、素晴らしい人生を送る為に

あなたの今後のキャリア形成は仕事以外の人生にも大きくかかわってきます。
上記の失敗してしまった医師のように退局時の対応を誤れば、家族にも大きな影響を与えて行くことになります。

キャリア形成を成功させることは人生を成功させることだと言っても過言ではないでしょう。

医局を辞めた後の事を具体的に考えて下さい。

もし、医局を辞めたいがその後の事を迷っているのであれば、転職エージェントに相談をしてください。
そうすれば、ご自分のキャリア形成が明確なものになっていくことも少なくありません。
医師という職業柄同僚に退局の相談はしにくいことも多いでしょう。
ですので、相談も出来ず何となく退局を考えて何となく転職をして、失敗をする医師は数えきれないほどいます。

たった少し相談をするだけで素晴らしい人生を送ることが出来る可能性が高くなります。
もし、転職を考えたり、今の医局に疑問を持たれることがあったなら、すぐに転職をしないにしても、一度転職エージェントに相談してみるのも選択肢の一つです。

医師転職の成功事例はこちらを参考にして頂ければと思います。
医師転職の成功事例①【医局からの円満退局】